1019年3月・九重楼
3月です。
春ですね…春ですが先月話の流れ的に載せれなかった入手巻物の紹介スクショを差し込み冬の空気を思い出していきます。
(回想)
(現在)
…
はい、ここから3月です。
春ですね(2回目)!
ただやり場に困って冒頭に差し込んでみただけなんですがこうやって並べてみると屋敷の外の風景の差分だけじゃなく室内も明るく彩度があがってるんですね。芸が細かい…。
まだまだ肌寒いでしょうがいい季節になりました。陽射しが明るいだけで嬉しいよね
さて、脱線しちゃいましたがイツ花さんの報告を聞きましょう。蒼司→翠子の薙刀兄妹訓練結果です。
やっぱりあんまり奮わないな…?悪くはないんだと思うけど…。心水の上げ方は相変わらずですね蒼司さん。
まぁうちの黒乃チルドレンみんな心水低いんでそれは仕方ない。
翠子ちゃん実戦部隊入り!!!
やーはやいな…プレイヤーの頭の中ではまだまだ幼女なのに
こっちも早いなぁ…こりゃプレイヤーも歳とるはずだわ…盆と正月に会う親戚の人みたいな事言っちゃうわね
とある水の女神様。
そういう事言い出すのかなり意外でした。
でも「来世・絵師」な人なので美しい女神にも全然興味あるのかも。写真(姿絵?)付釣書を集めた交神ガイド的なものがあるのならそれ見て気になる方を見つけたのかな。
水の女神様ね…髪色縛りの事はありますがなるべく覚えておきますよ。
(以上の方誰やねんスクショ)(撮影忘れ)
初陣前の翠子ちゃん習得術チェックをしておきます。
攻撃術は色々覚えてくれてますが泉源氏は残念ながら覚えられなかったよう。
それも技は余裕でクリアしていて心水が足りてないというね…。この状態は技術はあるけど慈しむ心がたりないから発動できないみたいな事なんだろうか。なんか色々考えちゃうな
どこから手をつけましょう。ではまず恒例のステータスチェックから
はい、黒乃さん今月がラストです…。
そして今月は出陣しないのでこちらが最終ステータスとなります。
女一族の最短寿命は健康度低下2段階目からの逝去なのでまだそこまでの状態ではなさそうなのが逆に救いかもしれない。
先月滅茶苦茶体調の悪そうな絵差し込んだけどまぁ体調って悪化してる最中が一番きつかったりするからなどとと言い訳させて下さい。だって光景が脳裏に浮かんだから
とりあえずお薬飲もうか。お留守番だけどみんなの帰りを待たないといけないので。
8回復。少し楽になってくれてるといいな
少し体調も良くなったところでみんなで幻燈を撮りに行きましょう。
「つけもの…?」
パシャリ。
イイ顔と言われ写真向けの気の利いた顔できる子少なそうですが(蒼司、金時、翠子は免許証みたいな顔してそう)、とても良い幻燈が撮れたのだと思います。
これが誰のための思い出になるのかわからないですけど、少しだけ綺麗なお着物着て皆で討伐以外のお出かけして。みんなこの時が心には残ったのではないでしょうか。
…
幻燈屋から帰宅しまして出撃準備をしていきます。
この説明ここで初めて出るんですね。
なんとなく親しそうでいい。
「ハゲるんですか…!?それはちょっと困ります」
メンバーと隊列はこのとおり。隊長は長兄、蒼司さんにお願いします。いまさらですが先月の留守番で忠心が下がっておりますね
蒼司さんだけ防御低いのは真名井で35防御力差があるからなんですが金時君顔のイメージに反して肉体派だな。この弓使い前衛でよくない?熊と相撲とってただけある(多分とってない)。
逆に茜丸、力はあるけど防御と体力やや低いの元気だけど風邪ひきやすそう。馬鹿は風邪ひかない説あるけどプレイヤーの持論と偏見では馬鹿は風邪を引くし実は本当に風邪ひいてないのはお昼に校庭にでたりしないし口数も多くない、でも別にいじめられてるわけではないクラスで印象薄めなタイプの子だと思う。何の話だろう。茜丸は馬鹿かもしれないが風邪はひくという話ですね。きっとくしゃみはクソでかい。
翠子ちゃんはね、まだこれからだから安全第一です。初陣前のステータス可愛いね。
出陣します。行ってきますよ…!
唐突に蒸し返すが春の屋敷ほんとにいいな。まだ大工の手がついてないのもあってか本当に始まりの季節って感じがする
出撃場所は九重楼です。
やぁ。
なるほど。
今このメンバー黄川人くんとその話への信用と関心がないから正直耳の穴かっぽじるどころか鼻ほじってそうな顔で虚空を見てそうな子多いけどプレイヤーはちゃんとスクショ撮って聞いてるのでね黄川人くん。3月と9月に復活するんだよね。だから山超え前に七転斎さん解放しときたくて復活見計らって来てるんだけど、そういや一族たちは彼の不在時を見たことないね…いつもいるだるまさんだと思ってるんだね
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では討伐スタートです!
赤火はありません…
雨がふりはじめました。
3月だからまだまだ寒そうですね…風邪をひいてしまう。
翠子ちゃんまだ体力ないのにこんな天気の中走らせて度々健康度注意にしちゃってごめんよ…
手始めの戦闘。家系の祖になってくれる四兄妹そろったのいいですね…嬉しい。
女薙刀士もピンクのおリボンがso cuteですねかわい〜!!!何回か言ってる気がしますがスクショと実機色味が違ってもう少しピンク柔らかいんですよ…ど派手マゼンタも可愛いけども
手番がまわってこずまだ見てるだけですが翠子ちゃんの初&2回目ランクアップはこちら。さすが風神の子ですね
走る走る
さくさく登ろうね〜と思ってたんですが九重楼久し振りのプレイヤー、なんと道に迷いました。
(初陣翠子大雨度重なる健康度警告ほんとごめん)
そして迷った上に翠子ちゃんの初進言スクショ忘れました(ごめん)
攻撃(後)攻撃(後)風車だったような…?
その後もちょくちょく撮りわすれてるんですが彼女回復進言も鏡も全然しないので負けん気強そうだな…と思います。
一度だけ金時に若葉を言ってました…大して減ってなかったので採用しませんでしたが。その後は自他ともに体力半分きろうがひたすら強火でした。あれ、もしかして拗ねさせた…?(ごめん)
進言はまぁまたこれからじっくり観察しようと思ってたんですが翠子ちゃん次期当主なので進言聞けるのこれが最初で最後だったんだと後に気づきました(ほんとごめん)。
0才2ヶ月の四季島翠子はとても気が強そうだったと胸に刻みます…。
はい、なんとか視界の悪い道を抜けましてやっとこさだるまさんと対面です。
晴れてよかったね…こちとらびしょ濡れなんだからその被ってる布貸して欲しい。けど絵だと結構首元空いてるし布の下一糸まとわぬ姿だったらどうしよう
(少なくとも下は履いてるので安心しました)
当主は不在なのでとりあえず試しに長兄起点に風車の併せを1発入れてみます。
四兄妹風車の併せ!!!!
併せのスクショは大好きなので無闇に入れていきます。
さて、どうでしょう…
あっ…
流石に1発では決めれずお雫で回復されてしまいました。
これは癒し系の達磨ですね。
うーん、とりあえずもう1発併せ入れてみます。
お
勝利です!
瓦割りの拳を入手。拳法家の指南書も早めに欲しいなぁ…職業の選択肢は増やしたい
火が…何もなしていないのに火がもうない…!スクショ滅茶苦茶壁に突進してる…!!だって、だって焦っててスクショのために立ち止まる余裕なかったから…
滑り込み戦闘で火葬入手。正直こういうタイミングで○葬は少しやめてほしい
そして何気に茜丸の技火かなり良い伸びですね。技水もいい。プレイヤーどの時期にどれくらい伸びるみたいな知識と記憶がばがばなので検討違いな事も言うと思うけどいい上がりな気がします。
さらに滑り込みでくららも入手です。取り残された般若さんの顔が効いていますね。縦長で文字が浮いてる様はスマホのロック画面味がある気がします。
討伐終了です…。
今月何してたか聞かれれば道に迷ってたといった感じですが火葬とくららは入手できました。
かまいたちチャレンジもしたかったな…と思わなくもないですが無事ならなによりです。今それ以上望むこともないでしょう。
はい、帰ります…帰りましょうね
ただいま。…待っててくれたんだろうな。
はい…
次の当主。
黒乃さん視点なら蒼司さん指名な気はするんですが風髪ライン当主固定のプレイルールに乗っ取り翠子ちゃんです。彼女から名乗り出たのかな…?
お願いします。
まだまだ実戦経験も少ない一番年少の妹ですがそれが兄弟の団結力に繋がってくれたらいいな。
当主が一人で全部頑張る必要はないしね、そういうの苦手かもしれないけどみんなにちゃんと頼ってね、まわりに当主にしてもらったらいいんだよ。
黒乃さんだって支えてもらって当主様してたんだから。
「代々」か…
あんまり聞きたくない言葉だよなぁ、こんな時に。
でも大事だった名前を継いでくれる人がいるのは嬉しい事なのでしょうか…?
イツ花さんもありがとうね。
初代は両親も遺言も固定だしごりごりに計画立ててたので大方予想通りの人生を送るだろうと思っていたけどその過程も結論も初期に思い描いたものとは違って、その中でも一番プレイヤーの予想外だったのはイツ花さんと自然に仲の良さを想像できた関係性でした。
今までイツ花さんとの関わりが自然と出てくる人は過去の初代どころか50人弱抱えた一族通してもいなかったんです。あくまでシステムの人というかぼんやりしていたんですよね…終盤に昼子様と交神したあたりでやっとでてくるくらい。
そこが黒乃さん一番凄かった、新人類か?ってプレイヤー(妄想&出力担当)は言ってます。
黒乃さん。
リセマラデータ制作が3月、プレイ開始が4月、プレイ記始動が6月なのでリアルに1年近く実機に居たんですよね。
やってる人の更新ペースが鈍足すぎてこれだけの時間がかかってしまったのですが長かったような短かったような…その間たくさん彼女についても考えました。
源太とお輪の子として産まれ呪いを受けて。初代及び第一子の本編スタートの4月までどのように過ごしてきたのかはゲーム側から語られる事はありませんが彼女の場合「不自然なくらい真っ白」といった印象でした。
息子の蒼司さんとも初対面くさいし地に足がついていないというかなんだかふわふわしていて積み上げてきたものがない。
新品の何も使用者の癖や個性が入っていない端末のような…一切スタンダードな言葉しか出てこない予測変換みたいな。真っさらのパソコンにプロローグ(源太お輪の朱点戦〜勇者の子よ…)だけがインストールされてる人。外だけ立派な空箱の上に立っている。なんだかそういう手触りでした。
信条の報本反始と、これは一族コンセプト都合で最初から決まっていた事なのですが最終的にチュートリアル込みで4回もの交神をするという事から両親も天界側も信用しきっており、元来の性分なのか意図的にそう仕立て上げられたのかはわかりませんがこの時点の黒乃さんの振る舞いは天界からすると非常に好都合だったと思います。
初代に朱点に挑まれては寧ろ不都合だろうし討伐も程々に戦勝点稼いで血さえ繋げてくれれば…天界側にとって彼女は最初から踏台の一段目にすぎなかったでしょう。
彼女の存命中のプレイヤー視点の目標は安全に髪色4色の4家系の祖を作ることだけでした。
両親と天界への好感度高めとはいえ復讐心に駆られているタイプでもないし(両親への思いは憧れに近かったと思う)危ない事はしなくていい…と思っていたんですがこのあたりで世間知らずで好奇心旺盛で、何を見てもいちいち驚きと感動で全てを吸収していく子だなという印象になってきて。
経験できる事は全て見せてあげたいと思いだしました。
四季島家、あんまり選ばないね〜という理由でなんとなくの女初代スタートだったので後で気付いた事なんですけど一生でちょうど1年四季を一巡できるんですよね。
そんなんシンデレラやん…(?)となりましてじゃあ選考試合も大江山も行こう!ワンチャン勝てるかも!!となりました。
彼女の視点からすると出場者は同じ朱点打倒を目指す人たち。手合わせ交流会くらいの感覚での出場でした。
ですが実際にそこで向けられたのは殺伐とした空気と敵意。蒼司さんは重傷を負い本人も重体となり生死を彷徨いました。
選考試合はあくまで審判もいる御前試合ですし対朱点戦力を削いでもなんの利点もないので実際向こうに殺意まではなかったと思います。
だけど鬼だけではなく同じ人だと、両親が愛して自分も同じように貢献したいと思っていた京の街の住人に武器を向けられた(選考試合なのでそういうものですしこっちも向けてはいるんですが)。
ショックだったと思うしこの敗退によって身近な人を失う事や死に対する恐怖を思い知りました。
そこからの彼女の世界は最初の真っ白の頃と比べると綺麗なだけではなくて。
プレイヤー視点で4回の交神は決定事項でしたがその意味合いや動機もこの敗退により想定してたものから大きく変わりました。
9月の熊祖権現様との交神は無力感と焦燥感から目を逸らしての現実逃避。あと怪我で出陣できませんが京の街にも居たくなかったんだと思います。
11月、大江山出陣する事さえ諦めての怒鎚丸様との交神は来年に自分の代わりになってくれる子を願う縋るようなものでした。
自覚はなかったかもしれませんが罪の意識ととにかく失う事が怖かったんだと思います。
1月には翠子ちゃんが来訪。
明確に来年を意識した子で初めて自ら訓練をつけました。今まで男三人だったところに初めての女の子。可愛かったでしょうし少し自分を重ねてしまう事もあったかもしれません。
自分が出来なかったことを成してほしい、自分がなれなかったようになってほしいといったような。
健康度が下がり始め2月に最後の出陣をし3月は屋敷でイツ花さんとお留守番。
1月の訓練、それ以外の全ての月で出陣か交神に赴いているので本当に何もせずの留守番は最後のひと月だけです。
このひと月彼女は何を考えていたのでしょう。少しずつ全てが始まった頃へと還っていく季節の中で穏やかな心で過ごせたのでしょうか?
………
黒乃さんはお輪さんを思わせる外見と特徴引き(信条・報本反始)、そこから連想した地に足がついてないどこか夢を見ているかのような性格から4人いる子どもたちの母親というよりも源太とお輪の娘という印象が強くて、自身でもそういう認識だったと思います。
見た目はどちらかというと大人っぽく描いてるつもりなんですが内面は永遠の少女感…。
だから初代当主として最初からゴール地点に準備されていたこの遺言、正直全然言いそうにない事だな、言うとしても内容や口調の曲解・改変が必要だろうなとずっと思っておりました。
「子供たちよ」とは言わないだろうし諭すような指示の口調だからピンとこないな…と。子である四兄妹との関係性に親子感はなくせいぜい姉(もっと他人っぽい距離感かも?)といった感じなので。
でも実際に黒乃さんの遺言として音声で聞いた時、必死に絞り出すような柔らかさと悲痛さを両方含んだような少し脆さのある声があまりにもイメージどおりで。
あぁ、彼女は最期にそのまんまこう言ったんだな…と思いました。
四季島黒乃は源太とお輪の娘である、という事に縋っていました。
自覚はなかったかもしれませんが自分という存在にある空白を埋めるための…ある種の信仰じみた気持ちだったのだと思います。
両親の存在を感じられる指輪と自身の名前は彼女にとってとても大事な支えでアイデンティティでした。
けどその指輪も名前も今はもう手放した。
自身が源太とお輪の子という事実が無くなったわけではないけど「四季島黒乃」の名は自分だけのものではなくなったしこれからどんどん彼女自身を指す言葉じゃなくなって別の意味合いへと変容していく。つけているだけで父親が側にいると安心できた指輪ももうない。
彼女は自分を自分足らしめるものを失くしてしまった。
なら最期のあの言葉は、これまでの「源太とお輪の娘」なら言わなさそうな口調のあの遺言は何だったのでしょう?
それはきっと子供のままでいられなくなった娘が呪われた生を産んだものとして…最初で最後、母親として皆に願った言葉だったんじゃないでしょうか。
おつかれさまでした。
そして、ここからまた始まります。